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福禄寿笑談 太田真照著 [しあわせ企画刊] 定価1,000円 |
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★ひろ さちや氏(宗教評論家) 帯の推薦文
寺はナマモノ取り扱い所であることを痛感させる本。笑いに紛らわせて、ずばり仏教の本質を説いている本。 |
恩師、駒沢大学元学長 奈良康明先生の手紙より
御元気にご活躍の由、何よりのことと喜んでいます。「福禄寿笑談」有難うございました。思わず何度も吹き出しながら、しかし、しみじみと読みました。一見、八方破れで、実は破れていず、おじいちゃん、おばあちゃんをパロディー化しながら、あたたかい心が底に流れている。そして、もっと私が感じとり、涙ぐみさえしたのは、徹底したひらき直りの底に、今までの人生の失意と苦労がコヤシとなって横たわっていることでした。
読者の声より
とにかく面白くて、どんな落語、漫談より、どんな講演、説教より、巧な構成と、ユニークな内容と、人を引き付けずにはおかない用語の使い方など、帰りのバスや船の中で、また家に帰ってから、何回も何回も「笑談」を読ませて頂いております。するとハッサイ先生の鶴亀を連想させる貴師の温顔と、独特な眼のくばり方、ジェスチュアなどが、一言一言の言葉の向こうにダブって、何回読んでも、その度に新鮮で、教えられるところがつぎつぎに出てくるのです。
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爆笑 般若心経 太田真照著 [四季社刊] 定価1,250円 |
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★種智院大学学長 頼富本宏先生の書評
「般若心経」の魅力が生き生きと再現された般若の知恵と慈悲の方便結実。太田師の軽妙な語りと聴衆との機知に富んだ受け応えは、長年の研鑽による般若の知恵と波乱に満ちたこれまでの経験を生かした慈悲の方便が絶妙に結実しているからこそ、他書にはない深い味わいと鮮やかなインパクトを与えてくれるのであろう。
太田師の温かい人柄と深みのある「般若心経」理解を通して、見事な人生マンダラが浮かび上がってくる。
読者の声より
『
爆笑 般若心経』の本を一気に拝読させていただきました。私はこんな本に会いたいと望んでいた婆です。毎日仏様にお供えしていても、何の理解力もない田舎婆なので本当にうれしい心になりました。 |
続・爆笑 般若心経 太田真照著 [四季社刊] 定価1,250円 |
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★ひろ さちや氏 帯の推薦文
肩の凝らない軽妙な語り口が太田さんの持ち味。何度も笑い、何度も涙しました。『般若心経』がみるみる分かる本。元気のない現代のカンフル剤だ。はじめてわかる『般若心経』の真髄。これぞ太田さんの真骨頂だ。
読者の声より
般若心経に「爆笑」はないだろう、と思いながら読んでみた。ところが「爆笑」が著者の「真面目」そのものだった。徹頭徹尾わたしたちが生きることへの真剣な問いかけである。般若心経を、いわばわたしたちが生きることへの「挑戦状」とみなして、このわたしの生の地盤に大地震を起こさせる。般若心経とは本当にすごいお経なのだと思い知らされた。
お経を、こんなにも身近に生々しく「わたし」に近づけてくれた著者の力量に感服しました。 |
プレジデント 2006年5月の記事より
何年もの間、無住だった寺を「法話の寺」として再生したお坊さんがいる。太田真照さんは駒沢大学大学院を修了した、高野山真言宗のお坊さん。太田さんは婿養子で「愛欲のために宗派をかえた」と笑う。その後、縁あって京都の古刹、遍照寺の住職になったという。
この法話の寺では日々「しあわせ笑談」という名の法話が行われている。昨年25,000人の参拝者が訪れ、今年は3万人を見込んでいるという。そんな参拝にきた信者団体を前に、般若心経をテーマとした話の速記録をもとに再構成した「爆笑般若心経 実況中継」「続 爆笑般若心経 実況中継」という二冊の本が上梓された。
太田さんの手にかかると法話は笑談となり、速記録は実況中継となる。そんな法話を通じ「般若心経には生きていく知恵があり、人間の生き方を教えてくれます。」と語る太田さん。感心させられるのは、太田さんが笑いに紛らわせて、ずばりと仏教の本質を説いている点である。 |
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欲をすてるな 太田真照著 [明文書房刊] 定価1,200円 |
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大法輪 記事より
「これからは、嫁がいやになるまで長生きして、年金の元取って、バッチリ寝こんで、嫁に下の世話をさせてから行きなはれ。老いていくそのさまは、後に続く若いもんへの教材だ」。
「『災難に逢う時節には災難に逢うがよくそうろう』という言葉は、災難は自分の業の結果ととらえたほうが、案外再生できるよと、良寛さんが言っているような気がする」
太田真照師の「欲をすてるな」の一節である。
京丹後市の遍照寺には、師の法話を求めて年間数万人が訪れるという。聴衆と丁々発止、ユーモアを交えつつ、いつの間にか仏の教えに引き込むさまがここに活字で再現されている。寺離れを歎く仏教界も学ぶべき所の多い本だ。
読者の声より
「欲をすてるな 欲に執着するな」というひとひねりしたタイトルにひかれて一読した。文章はひとりのお坊さんが、己をさらして「わが身」を喜捨する覚悟で語った、ご自分の半生の記録である。その中には心ならずも嘗めた数々の辛酸が記され、読むものの胸が痛むが、著者はそれをすべて己が凡夫のしからしむるところと断ずるところに大きな救いがあるように思う。衆生を救わねばと願う僧侶としての真面目がそこにある。 |
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住職のプロフィール |
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駒澤大学大学院(修士・博士両課程)終了。文学修士。
高校の英語教師、出版社の企画編集者を経て、現在、高野山真言宗寺院、法話の寺・遍照寺住職。研究論文に、『シャーンティデーヴァの菩提心説』がある。
現在、檀務、講演活動、参拝者への法話活動、執筆活動に専念。 |
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